[2012.02.27]
冬将軍の到来で、なかなか春の気配すら感じない本土ですが、
沖縄では1月中旬から桜の開花が始まり、この時期ですでに桜満開になります。
日本一早く、桜が咲く地域なのですね♪
沖縄の桜は「寒緋桜」という種類で、本土の桜よりも濃い色の花びらをつけます。
風情があってとってもキレイです ^ ^
本土ではお花見ランを楽しむランナーも多いと思いますが、
沖縄でもお花見を楽しみながら走る人も多いようです。
沖縄県内の各地で桜祭りが開催され、週末にはたくさんの人で賑わいを見せるとか。
沖縄県内の桜前線は、南部から広がるのではなく、北部地域から南下します。
本島北部の本部町を皮切りに、今帰仁村、名護市、那覇市と咲いていき、
北から南まで約1ヶ月かけて桜が南下していくのです。
私の住む那覇市でも桜の花が咲き始めました。
これまでのランニングコースには桜の木がなかったので、
春バージョンのコースをチョイス♪濃いピンクの花びらを見つけるたびに、
春の到来を感じて嬉しくなりますね。
一方、本土では今年は例年以上に気温が下がり、外気の中を走るのがしんどい、
続けることができない、というお悩みをよく耳にしました。
10℃を下回るとカラダは委縮しやすくなり、
筋肉トラブルが起こりやすくなることもあります。
そういった意味で、寒い中でカラダを動かすのはしんどいこともあるのですが、
カラダは習慣によって変えるもの。特に前へ進むランニングは、
心もポジティブにしてくれるので、ぜひ続けてほしいですね。
そこで、簡単に続けられるように、ホルモンの分泌のメカニズムを利用してみてはいかがでしょうか。
βエンドルフィンやドーパミンなど、カラダを快の状態にしてくれるホルモンは、
継続することで分泌されやすくなると言われています。
1週間に3~5日、適度に休息日を設けながら、3ヶ月間続けてみてください。
そうすると、βエンドフルフィンやドーパミンは体内にホルモンが分泌されやすくなり、ひとたび走らなくなると、これらのホルモンが枯渇してきます。
枯渇してくると、カラダはホルモンを欲し、ホルモンを満たすために、
走りたくなり、走らなくてはいられない状況を作ります。
走りたくないな、という気持ちは起こらなくなる、
ホルモンの分泌のメカニズムを利用してみてくださいね。
こんなに寒い冬を越えられたら、もうじきやってくる春にはとびきり美しい桜を見れること間違いなし♪お花見ランも待ち遠しいですね。
ランニング関連の雑誌・書籍の企画制作をはじめ、42.195kmリレーマラソンなどのランニングイベントのプロデュースを手掛け、ランニングマガジン『クリール』(ベースボール・マガジン社発行)、『ランニング生活』(コスミック出版発行)では、女性を対象とした連載ページを展開しています。
在籍中の早稲田大学大学院では、“走ってキレイになること”を科学レベルで解明しようと、女性の運動習慣と肌の関連について研究中。
自身も走り続けながら、より多くの女性たちへランニングライフを提案しています。
ちなみに女優・本仮屋ユイカの叔母でもあります。