[2011.08.31]
なぜ走っているのですか?
と聞かれたことはありませんか。
今ではライフスタイルとして確立した感もあり、
健康のために走っている、
と、言わずとも理解してもらえるかもしれません。
私が走り始めた20年以上前はランナーも少なかったせいか、
周囲の人に理解してもらうのに少し時間がかかったものです。
走ることは身体の抗体性を高めることができ、
その結果として細胞を活性化させられることも
現時点の科学レベルで解明されています。
楽しく走っている人はいつまでも若々しい細胞でいられるのですね。
メンタルを向上させるため、という人もいるでしょう。
体と心は絶対的にリンクしていますので、
体を強くすると心も強くなることを体験的に感じている人も多いと思います。
それでは、
人間性を高めるために、ランニングは効果的だと思いますか?
そもそも人間性って何でしょう?
人は時に、真に心で思っていなかったとしても
その場を収めようと、
真の心とは異なった態度をとってしまうこともあるものです。
けれど、それでは真の人間性は高められません。
特に難しい選択を迫られたときこそ、
自分のありのままで、
真の言葉を口にすることがとても大切なのですね。
でも、それは勇気がいることです。
自分のありのままが最も素晴らしいことであるのに、
自信がともなわない事で、周囲に合わせてしまう。
こんなとき、自分の背中を押してくれるのが、
強い肉体であることや、マラソン大会でゴールを切ったという
成功体験だと思います。
走ることで自分を磨き、
本来の自分の豊かな感性を引き出すのです。
自然体で、穏やかな笑顔を絶やさない人は、
いつでも周囲を和ませて、信頼される人ですものね。
走り始めて変わったね、
と言われた人は、人間性アップに成功してる!
キレイな体には、
キレイな心がおのずと具わる、
そう思いませんか^^
ランニング関連の雑誌・書籍の企画制作をはじめ、42.195kmリレーマラソンなどのランニングイベントのプロデュースを手掛け、ランニングマガジン『クリール』(ベースボール・マガジン社発行)、『ランニング生活』(コスミック出版発行)では、女性を対象とした連載ページを展開しています。
在籍中の早稲田大学大学院では、“走ってキレイになること”を科学レベルで解明しようと、女性の運動習慣と肌の関連について研究中。
自身も走り続けながら、より多くの女性たちへランニングライフを提案しています。
ちなみに女優・本仮屋ユイカの叔母でもあります。