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ミニスカの季節というのに、ふくらはぎにこぶ?

[2011.08.03]

夏と冬、どちらが冷え症に悩まされる季節だと思いますか?

答えは夏。

夏場は、室内がエアコンで冷えたり、

冷たいものを口にするタイミングが多いため、

以外と冷え症を悪化させやすいのです。

冷え性になると、婦人病や女性ホルモンの低下を招きます。

冷えは血流を悪くするので、疲れやすくなったり、むくんだりもします。

特に女性ランナーにとって気になるのは、

ふくらはぎに表れるむくみや血管の異常があります。

ふくらはぎは第ニの心臓と呼ばれるほど

血液の流れの活発な部位であるため、

血流がひとたび悪くなると、

血管が浮き出て、こぶのように盛り上がることがあります。

これは、下肢静脈瘤と呼ばれる病気で、

このような症状が出ると、

しっかり治療をしない限り治らないと言われています。

治療法には、体質改善から外科的治療があり、

心臓血管科で受診することができます。

せっかくの美脚も、血管が浮き出ていては魅力半減…

そんなことにならないように、

毎日の食事からも体質改善に努めたいですね。

ビタミンBを含んだ食品(豚肉など)でエネルギーを燃やしやすくしたり、

炭水化物や糖類はミネラル分を多く含まれた食品(雑穀米や黒糖)から摂ったり、

緑黄色野菜を毎食食べる、

熱を発するたんぱく質を多めに摂ったり。

このように、食事の摂り方にちょっとした工夫をすることも

冷え性改善&美脚作りに欠かせないポイントです。

夏こそ冷えを解消し、美脚ライフを満喫しましょうね♪


モトカリ

モトカリ(本仮屋雅美)

  • ●早稲田大学大学院 健康スポーツ専攻
  • ●ランニングカンパニー・オフィス・モトカリ代表
  • ●陸上専門サイト「strongholds」編集長
  • ●ランニングビューティラボ「Acting runners」所長
  • ●フルマラソン自己ベスト:3時間3分57秒

ランニング関連の雑誌・書籍の企画制作をはじめ、42.195kmリレーマラソンなどのランニングイベントのプロデュースを手掛け、ランニングマガジン『クリール』(ベースボール・マガジン社発行)、『ランニング生活』(コスミック出版発行)では、女性を対象とした連載ページを展開しています。
在籍中の早稲田大学大学院では、“走ってキレイになること”を科学レベルで解明しようと、女性の運動習慣と肌の関連について研究中。 自身も走り続けながら、より多くの女性たちへランニングライフを提案しています。
ちなみに女優・本仮屋ユイカの叔母でもあります。

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