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ランニングタイムは、エモ―ショナルな時間

[2011.07.06]

夏の猛暑は、女性の大敵。ストレスとなって、女性ホルモンの分泌までも低下させる恐れがあるからです。

そもそも女性ホルモンは、女性らしい体を形づくる大切なもの。

女性ホルモンの分泌をつかさどるのは脳の中の視床下部で、ここからまず「性腺刺激ホルモン放出ホルモン」が分泌され、脳下垂体を刺激します。指令を受けた脳下垂体は、性腺刺激ホルモンである「卵胞刺激ホルモン」と「黄体形成ホルモン」を分泌し、それが卵巣に伝わって卵巣が2種類のホルモンを作り出しています。

とってもデリケートなシステムなのですね。そのため、ストレスや疲労などで視床下部のホルモン形成に関わる命令系統が乱れると、月経不順やさまざまな体の不調を引き起こしてしまうのです。

ちなみに、モテキャラの女性は大抵女っぽいものですが、そんな彼女たちは女性ホルモンが枯渇しにくい体質です。なぜなら、彼女たちは、恋愛体質だからです。いつでもトキメキを求めている彼女たちは、成長ホルモンの恩恵を受けやすく、それがストレスを跳ね除ける強さになっているのですね。

ここでいうトキメキとは、実際に恋愛しなくてもいいのです。むしろ、最初のステップに相手は必要ありません。
心のトキメキで充分なのです。

たとえば、初恋の彼を思い出して、その頃のスタイルにしてみる。Kポップのギャル気分で、カラダを動かす♪ いつものランニングコースを走るときも、ステキな人に出会えるかも?と妄想気分で出かけます。

すると、脳はその気になり、成長ホルモンを促しやすくなるのです!(ほんと!)

 ちなみに、チープな恋愛をしている女性に、キレイな人がいないのは、「偽りのトキメキ」を続けているからです。偽りの恋愛は、心を枯れさせ、活性酸素を大量に発生させ、老化を早めます。

妄想がオーケーなのに、偽りの恋愛はだめってどういうこと? と思うかもしれませんが、妄想は、自分の心にウソをついていません。

けれど、寂しさを埋めるための偽りの恋愛は、自分の心にウソをついています。

相手の男性に満足していないのですから、偽りになってしまって当然ですね。

でも、妄想ばっか見ても、なかなか真のお相手が見つからないわ、、とお嘆きの方、そんなことありません^^真面目に見続ける妄想は、いずれ現実になりやすいという、脳のメカニズムもあるからです。上手な妄想の方法は、なるべく具体的な男性像で、自分の心がワクワクするイメージをもつこと。
そして、繰り返し妄想することが大切です。心だけでなく。体を動かしながら妄想すると、よりよく成長ホルモンも促せるので、ランニングタイムはエモ―ショナルな時間にしましょうね。

さあ、デイリーもオシャレして、トキメキパワーで今夏を楽しんでいきましょうね!



モトカリ

モトカリ(本仮屋雅美)

  • ●早稲田大学大学院 健康スポーツ専攻
  • ●ランニングカンパニー・オフィス・モトカリ代表
  • ●陸上専門サイト「strongholds」編集長
  • ●ランニングビューティラボ「Acting runners」所長
  • ●フルマラソン自己ベスト:3時間3分57秒

ランニング関連の雑誌・書籍の企画制作をはじめ、42.195kmリレーマラソンなどのランニングイベントのプロデュースを手掛け、ランニングマガジン『クリール』(ベースボール・マガジン社発行)、『ランニング生活』(コスミック出版発行)では、女性を対象とした連載ページを展開しています。
在籍中の早稲田大学大学院では、“走ってキレイになること”を科学レベルで解明しようと、女性の運動習慣と肌の関連について研究中。 自身も走り続けながら、より多くの女性たちへランニングライフを提案しています。
ちなみに女優・本仮屋ユイカの叔母でもあります。

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