ランナーですもの、走れない日があるなんて我慢ならないものですが、女性ホルモンのバランスが変化しやすい生理前後、そして生理中は、なるべく激しい運動は控えたほうが無難です。

女性ホルモンは女性のカラダや心をコントロールしているもので、そのうちのエストロゲンが、感情の動きに大きく関わっていると言われています。

このホルモンは女性らしい体や気分を明るくさせる作用があり、不足したり乱れたりすると身体的症状に月経不順や肌荒れ、精神的にはイライラや不安感などを引き起こすと言われています。激しい運動はこういった女性ホルモンのバランスを乱しやすくしますので、控えたほうが良いのですね。

生理前後、または生理中におススメのエクササイズは、ウエートトレーニングやストレッチです。日頃から行っている腹筋や背筋、腕立てなど、また、ストレッチは血流を促しますので、生理中の腰痛や腹痛、イライラなどを和らげることができます。

また、心拍数120前後のゆっくりペースのジョギングであれば気分転換になるのでおススメですね。ちなみに、生理中に走らないと体力が落ちると心配されているようですが、そのようなことは起こりません。むしろ積極的な休養となり、慢性疲労を防ぐ効果が期待できますので、練習に強弱をつけらますね。