一般社団法人T-NEXT、MITS Technologiesと「卓球による認知症予防・改善に関する共同研究」を開始
2026-06-09 18:10:14
脳波計を用いた「共同研究一次調査」を実施
「世界で戦える卓球人財の育成」「卓球を活かした豊かな社会の実現」「卓球を通じた新たな価値創造」をミッションに掲げる 一般社団法人T-NEXT(本社:東京都、代表理事:倉嶋洋介、以下「T-NEXT」)は、高度な脳波分析技術を持つMITS Technologies株式会社(代表:満倉靖恵、以下「MITS社」)と、「卓球による認知症予防・改善に関する共同研究」を開始いたしました。
その第一歩として、2026年5月24日、脳波計(g.tec medical engineering社製 g.USBamp)を用いた「共同研究一次調査(予備試験)」を実施いたしましたことをお知らせいたします。
本研究を通じて、「卓球による認知症予防・改善」の可視化を行うことで、社会への卓球ウェルビーイングの正しい実装手段を見出していく予定です。
■共同研究の背景と目的
現在、日本における認知症患者は、MCI(軽度認知障害)とその予備軍(プレクリニカル期)を含めると約3000万人にのぼるとされ、医療費のみならず家族の介護負担も含めて重大な社会的課題となっています。
卓球は「国内トップクラスの愛好者数」「高い高齢者比率」「怪我の少ない安心・安全性」といった、生涯スポーツとして類稀なるポテンシャルを秘めています。
さらに、卓球のプレイ環境は「知覚神経×運動神経×意欲」という認知症予防の3大要素を満たしており、MCIの進行を抑制する高い健康メリットがあると考えられています。
T-NEXTでは、この卓球の持つ Well-Being(ウェルビーイング)やQOL(生活の質)視点での効能を科学的に実証、可視化し社会へ広く啓発していくために本共同研究を立ち上げました。
■MITS社について
慶應義塾大学の満倉教授が代表を務めるMITS社は、脳波計を用いたMCI/認知症検査システム「MCI
Analyzer」をはじめ、独自の生体信号可視化技術(BIO-INTELLIGENCE)を保有する世界最先端のR&D企業です。
従来の運動介入研究にとどまらず、MITS社の高度な解析技術を掛け合わせることで、「卓球特有の運動による脳の活性化範囲とその度合い」を精密に抽出、MAP化することが可能となります。
MITS社の協働により、科学的根拠(エビデンス)に基づいた認知症予防、MCI抑制のために、効果と信頼性の高い健康寿命延伸の環境を社会実装していきます。
https://www.youtube.com/watch?v=oZDgSiUMS8E
■ 共同研究一次調査 実施概要
卓球という運動が有する認知機能への効果を把握するため、基礎的な一次調査を実施いたしました。
日時 :2026年5月24日(日)
場所 :株式会社タマス本社(東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-7-1 )
被験者:地域在住の60歳~80歳代健常高齢者 男女各2名(計4名)
日常生活動作が自立しており、軽度~中等度の運動実施が可能で、かつ卓球経験者
目的 :卓球介入による急性の脳活動(EEG)変化を探索的に評価する予備的比較試験
実施内容:





■MITS社代表 満倉氏インタビュー

MITS Technologies株式会社 代表 満倉靖恵氏
「卓球は脳に良いというのはある程度分かっていましたが、本当に頭の色々な部分を使い、全体が綺麗に活性化し、卓球をした後ではその活性化がものすごく大きくなっていたので、やはり全体的に脳を使っているということが分かりました。中でも、頭で考えながら卓球の玉を追いかける動体視力まで鍛え、そしてそれが脳波にもきちんと出ていたというところが非常に面白かったなと思っています。」
■研究結果のイメージ
今回の一次調査では、高精度な脳波計g.USBampを使用し、卓球前後の安静時EEG指標の変化を精密にトラッキングしました。g.USBampは、オーストリアのg.tec medical engineering社が開発した高性能な24ビット生体信号収録・増幅アンプで、脳波(EEG)、筋電(EMG)、心電(ECG)などのマルチモーダルな生体信号を高品質で同時に記録でき、ブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)研究の世界的標準機として広く使用されています。
今回測定されたデータは、MITS社独自の技術により「Time (s)」ごとの脳波成分の変化や、時間推移で活性化する頭皮分布(Topomap)としてマップ化・分析されます。
これにより、「卓球を行うことで、認知機能に関連する脳のどの部位がどう活性化しているか」を視覚的かつ定量的に証明するプロセスを進めていきます。

※解析に用いる脳波分布マップおよび時間推移グラフの分析イメージ例となります。
【本件に関するお問い合わせ・協業に関するご相談先】
T-NEXTでは、本共同研究から得られる効能エビデンスを基に、卓球を通じた様々なウェルビーイングプログラムを開発、社会実装し新たな価値創造に取り組んで参ります。
健康経営、健康寿命の延伸、さらにはシニア層における事業機会づくりなど企業価値向上の一環として、私たちT-NEXTと共にソーシャルインパクトを創出していただける「価値創造パートナー(協業・協賛企業)」を広く募集しております。
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