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波動を高めるランニング


[2014.9.5]

当初の予定を大幅に変え、その時に浮かんだ直感で実行したら、
それがかえって功を奏した、なんて経験はありませんか?

私には特別な能力があるわけでもなく、もちろん超能力もありません。

ただ、パーソナルトレーナーとして身体をデザインするという仕事を
しているので、「身体を創る」ということを、基本的な知識に基づいて
行ってきました。

美しい身体をデザインするには、その方の本来もっている、奥底に潜んで
いる膨大なエネルギーを引き出すことがとても重要です。

これには、基本的な知識を伝えるだけでは到底足りず、
相手のエネルギーにスイッチを入れるには、
どのような表現で、どこからアプローチするのがベストか、
相手の方の「気」を感じながら進めることが重要になります。

その方の声を真摯に聞き続け、その過程で直感が閃き、
その方にベストなアプローチで進めていくと、
より良く美しい身体がデザインされていくのですね。

アーティストのような表現をする仕事をイメージすると、
もっと分かりやすいかもしれません。
決まった形を作り出す、というのではなく、
直感で生まれたアイデアを形にするというアーティスト(表現者)
にとって、直感なくして、作品は生まれないと言ってもいいでしょう。

どんな仕事でも多かれ少なかれ、この直感を活用していると思います。
では、この「直感」、一瞬にして思い描けるものなのでしょうか?

答えはNO。

実は、綿密な情報収集の元に直感はわいているのです。
仕事はいろいろな方法で資料を集め、
それを整理するという下準備によって、その仕上がりは変わってきます、

下準備のために集められた資料をもとに、
さまざまに推理や推測を繰り返し、試行錯誤していくでしょう。
試行錯誤が行き詰まると、例えば気分転換にランニングや、
散歩などをして、一度思考を止めたりします。

そんなふうに過程を繰り返す中で思いがけず、
「これだ!」というアイデアが閃いたりするのです。
実は、この直感こそ、私たちの目に見えないエネルギーの一つで、
「波動」と呼ばれるエネルギーの一つです。

電気製品に例えてみると、
テレビなどは同じ周波数の振動波をわずかに発振することで、共振、
同調して受信しています。

ラジオであれば同じサイクルの振動波で発振される電波を、
ラジオ自体がわずかに同じ振動波を発振することで、
同調して受信できるのです。

人間の「直感」や「閃き」も実はとても良く似ていて、発信するエネルギー
を相手と同調させることで、思考としてイメージしやすくなるのですね。

こうして目に見えないエネルギーについて掘り下げてみると、
この「波動」を、偶然の産物として捉えるのではなく、
自分自身でコントロール下できるものと意識すると、
より満足度の高い人生が送れるようになる、と言えるでしょう。

迷いが消え、直感によって
素晴らしい経験ができるのですから、
想像するだけでワクワクしてきますね^^

では、どうすれば、
この波動をコントロールできるようになるのでしょうか?
アプローチのやり方はたくさんありますが、
最も実績があって、楽しくできるアプローチとしては、
「ランニング」!

日常的にランニングタイムを取り入れている人は、
迷いが少なく、自身の人生を満足度の高いものと評価している人が
非常に多いというデータがあります。

夏の暑さも過ぎ、
いよいよロング走を楽しめるシーズン♪

直感がわく「波動を高めるランニング」で、
素敵な未来をどんどんイメージしてくださいね。


モトカリ

モトカリ(本仮屋雅美)

  • ●早稲田大学大学院 健康スポーツ専攻
  • ●ランニングカンパニー・オフィス・モトカリ代表
  • ●陸上専門サイト「strongholds」編集長
  • ●ランニングビューティラボ「Acting runners」所長
  • ●フルマラソン自己ベスト:3時間3分57秒

ランニング関連の雑誌・書籍の企画制作をはじめ、42.195kmリレーマラソンなどのランニングイベントのプロデュースを手掛け、ランニングマガジン『クリール』(ベースボール・マガジン社発行)、『ランニング生活』(コスミック出版発行)では、女性を対象とした連載ページを展開しています。
在籍中の早稲田大学大学院では、“走ってキレイになること”を科学レベルで解明しようと、女性の運動習慣と肌の関連について研究中。 自身も走り続けながら、より多くの女性たちへランニングライフを提案しています。
ちなみに女優・本仮屋ユイカの叔母でもあります。

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