[2014.6.23]
沖縄と言えば、フルーツ王国!
パイナップルにマンゴー、パパイヤにパッションフルーツドラゴンフルーツ…。
でも、意外と今時(梅雨シーズン)だけは、わりと品数が少なかったりします。
マンゴーもパパイヤも、旬は7月過ぎからですし。
もちろん、沖縄産ではない果物はたくさん出回っているので、
九州産はもちろん全国各地の美味しそうなフルーツを見かけますが…。
自称・沖縄フリークの私としては、沖縄産の果物も食べたい!と、
あちこち探し歩いたりしていたところ、沖縄産のいちごを見つけました!
ご存知の通り、常夏の沖縄ですから、寒さを好むいちごの栽培には向いて
いない土地柄。それなのに数年前に沖縄でもいちご栽培を成功させたと
言うのです!しかも、常夏・沖縄で、いちご狩りまで楽しめるとか。
平成12年、沖縄県内で初めていちご狩りを実施したのは本島北部の東村に
あるサンフーズ港川ファーム。続いて本島中部の中城村と宜野座村
にもイチゴ観光農園がオープン。
沖縄のいちごの旬は、1月頃~5月頃で、品種には、さがほのか、
紅ほっぺなどがあるとか。ついこの前まで、いちご狩りを楽しめたと
いうのですから、驚きです。
私が購入したのは、中城のともや農園のいちごジャム。
その完熟した甘みには感激でした。
1年ほど前から有機野菜作りを始めた私としては、
沖縄でいちごを栽培させることのすごさに驚いています。
簡単に作れるという野菜ですら、なかなか育てられない、
干ばつだったり、害虫だったり、土壌の状況だったり。
育てにくい条件はいくつも上がってきますもの。
うちな~んちゅ(沖縄県民)って、すごいパワフルな方が多いです。
炎天下でも、ずっと笑顔で畑仕事してらっしゃる。
窮地に立ったときでも、それを笑いに変えるパワーがあるんだろーなーと、
思います。
そんなうちな~んちゅパワーで、寒さを好む繊細ないちごも、
常夏・沖縄で元気に育ったのでしょう。
愛は、奇跡を起こす。間違いないですね。
最後に、ジャムの効果もご紹介しておきますね。
大体の果物系のジャムには、炭水化物を主に、食物繊維やビタミン、
ミネラルを含みます。生の果物とくらべても、食物繊維やポリフェノール
は損なわれないのです。しかも、果物がジャムになることでメラノイジンという、
抗酸化作用に優れた成分が得られます。お味噌などに含まれる成分で、
ミネラルの吸収を高め、血糖値まで安定化させるとか。
さらに! ジャムに含まれるペクチンは水溶性の食物繊維で、
大腸で善玉菌を増やすとか。ヨーグルトと一緒に食べると、
乳酸菌効果で相乗的にお通じにも良いのです。
元気に身体を動かして、腸内環境はいつでもクリーンに。
美味しい果物を味方につけて、楽に美循環サイクル高めていきましょうね♪
ランニング関連の雑誌・書籍の企画制作をはじめ、42.195kmリレーマラソンなどのランニングイベントのプロデュースを手掛け、ランニングマガジン『クリール』(ベースボール・マガジン社発行)、『ランニング生活』(コスミック出版発行)では、女性を対象とした連載ページを展開しています。
在籍中の早稲田大学大学院では、“走ってキレイになること”を科学レベルで解明しようと、女性の運動習慣と肌の関連について研究中。
自身も走り続けながら、より多くの女性たちへランニングライフを提案しています。
ちなみに女優・本仮屋ユイカの叔母でもあります。