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若返りの術・アンチ三筋後退

11月に入り、あちこちから紅葉の便りが届くようになりましたね。
いよいよ冬の到来ですが、今年は“風邪知らずの冬”を目指しましょう。
そのためにも、“運動”“栄養”“休養”に気をつけて、防衛体力を向上させましょう。

◆「参勤交代;さんきんこうた~い」、否「三筋後退?」
加齢に伴い全身の筋力が低下してきますが、腕などは余り変化しないのに比べ、下半身は顕著に低下していきます。よく「ヒトは脚から老いる」と言われますが、このことは科学的にも実証されています。最近の知見によりますと、以下の三つの筋(三筋)が著しく低下(後退)することが判ってきました。

  1. 『腹筋』(特に「大腰筋」;背骨と両脚の付け根を結ぶ深部筋)
    太腿を引き上げたり、骨盤を引きつけて姿勢を維持する筋肉
  2. 『大腿四頭筋』(太腿の前部にある筋肉の総称)
    膝を伸ばしたり、太腿を引き上げる筋肉
  3. 『下腿三頭筋』(ふくらはぎの筋肉の総称)
    足首を伸ばす筋肉

◆「アンチ・エイジング(若返り)」は「アンチ・三筋後退」
ということで、このごろ何となく見た目(姿勢&動作)が老け込んできたかなあと思ったら、早速「アンチ・三筋後退」を始めましょう。

  1. 『腹筋』:ニートゥチェスト
    1)背もたれのあるイスの、前のほうにすわる。背もたれの後ろに腕を回し、座面をにぎりカラダを固定させる。
    2)足を床から離し、1秒止めてからスタート。
    3)太ももを胸のほうへゆっくり引き寄せ、スタートの姿勢にゆっくり戻る。
  2. 『大腿四頭筋』:スクワット
    1)両脚を肩幅程度に軽く開いてまっすぐに立ち、頭の後ろで手を組む。
    2)しゃがみ込んでお尻を少し浮かせ、1秒止めてからスタート。
    3)ひざを伸ばしきる手前までゆっくり立ち上がり、スタートの姿勢にゆっくり戻る
  3. 『下腿三頭筋』:カーフレイズ
    1)両脚を肩幅ぐらいに開いてまっすぐに立つ。
    2)かかとを少し上げてつま先立ちになり1秒止めて、スタート。
    3)かかとをゆっくり上げ、スタートの姿勢にゆっくり戻す。
     
    ※1・2・3を、それぞれ5~10回を目安にできるだけくり返して下さい。
    ※運動中は呼吸を止めないことと、それぞれの運動後は必ずストレッチをして下さい。

「アンチ・三筋後退」、ご“理解”いただけましたでしょうか。ご理解いただけたら、まずできることから“行動”に移して下さい。そして行動し始めたら、必ず“継続”して下さい。そして最終的にはそれが“当たり前”になるようにして下さい。『理解→行動→継続→当たり前』、これがポイントです。

しかし、頭ではわかっていても、継続って難しい…
でも、美は一日にしてならずです。
来年の夏目指して、ファイト!

記事提供:旭化成ライフサポート(株)

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