トップ > お悩み相談室 > ハーフマラソンを目指している初心者です!でも右足に痛みが…。

初めまして。
最近、ハーフマラソンを目指してランニングを始めた初心者です。
今は2~3日に一度9キロ程度走ることに慣れてきた状態です。
ただ、ランニング中脚に負担があるのか、右足の付け根に痛みが出てきます。

ランニング中、痛みが出て、走っていればまたおさまって…の繰り返しです。
ランニングが終われば痛みは引いていき、無くなります。
フォームが悪いのか、体が歪んで負担が出てきている可能性があるのでしょうか?

naka 30代・女性

アンサー

2、3日毎に9キロも走れるとは、
すばらしく走力がアップされているのですね!
素晴らしいですね!

気をつけなくていけないのは、
距離が伸び始めると、
コアマッスルが上手く使えていない、あるいはコアの筋力不足であると、
股関節やヒザなどの関節に負担がかかりやすくなることがあります。

痛みを軽減するには、
走ることと並行して、コアマッスルをしっかり整えることが有効です。

まず、走る前後は、今まで以上に念入りにストレッチをします。
特に腰や脚の裏側、背中をしっかり伸ばし、正しくコアマッスルが
動かせるニュートラルな状態にすることがベストです。

その状態になってからコアマッスルの筋トレメニューを行いましょう。
おススメは、体の深層部を鍛えるスタビライゼーションから始めます。

床にうつ伏せに寝て、肘の下からと、かかとで体を支え、
背中がまっすぐになるようにキープします。1分以上できると、
かなりコアが鍛えられていることになります。

また、あおむけになり、肘から下とヒザを曲げた状態で足裏をしっかり
床につけ、おへそをなるべく高く維持するイメージで上体をキープします。
1分以上を目指しましょう。

また、立った姿勢で、床に手をつき、
足首にチューブを巻いた状態で、腿上げを行います。
背中のラインが脚までまっすぐにまるように維持したまま、
ゆっくりと腿上げを行いましょう。

この時、上げ下げしている脚は、腹部や大腿前部、腸腰筋が鍛えられています。
また軸脚は、ハムストリングや臀部が鍛えられます。

背中を鍛えるために、腕立て伏せ(ヒザ着き)を行い、
上半身(背中)をしっかり鍛えましょう。
全身を上手く使えるようになるポイントです。

ぜひ試してみてください。

走ることと平行してストレッチとコアマッスルを鍛えることが
快適に故障知らずで走り続けるコツになりますので、
ぜひ自宅で気軽にできるメニューから始めていただけたらと思います。

がんばってくださいね。



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