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老化には3つの原因があります。怖い老化を止めるには?


[2013.6.6]

ランニングは、とてもいいことばかり。
私事ですが、20年以上走り続けていますが、
何かを得るために、というよりも、
走りたいから走ってきたのが、今までの考えでした。

ところが、ここ最近は、
科学的な裏付けから、走ることで
健康になるのはもちろん、
若返り効果も!

しかも走り方によって、効果をさらに高められることもわかり、
否応なしに走る意欲が益々高まるばかり。
夏に近づき、走る環境としてはハードですが、
涼しい時間帯を選んで走っていきたいですね。

ちなみに、
改めて「老化」って、なぜ起こるのでしょうか。
それは、簡単に言えば、機能の低下によって起こるのです。
そして、老化には「止められる老化」と「止められない老化」があって、
年を重ねることで必ず起こる、細胞やホルモンの機能低下が、
「止められない老化」。

もう1つの「止められる老化」の主な原因は、

1、活性酸素による酸化

2、蛋白質の糖化

3、ホルモン分泌の変化

など。
実は、この3つの原因の老化によって、30代はおろか、
20代からもすでに起こっているとか!

この3つの原因によって、
細胞やホルモンの機能低下をさらに加速させているということは、
この3つが起こらないように意識して何かを行えば良いです。

1つめの活性酸素は、
活性酸素を消す酵素を減少させないように、酵素を作る材料となる蛋白質、
とくに不足しやすい亜鉛(牡蠣、貝、レバー肉など)を意識して食べる。

さらに、抗酸化物質となるヨモギや緑黄色野菜、ポリフェノールの赤ワイン、
ココアなどを食べる。生活習慣では、たばこを吸わない、お酒を飲みすぎない、
ストレスを溜め込まない、など。

2つめの糖化を防ぐには、
急激に血糖を上げるような食事の仕方をしないように、
サラダや酢の物などから食べる。糖化を進めない生活習慣として、
紫外線を過度に浴びないことや、ストレスをためないこと、など。

3つめのホルモン低下を抑えるためには、
睡眠時間を午後10時から午前2時に熟睡。
この時間帯に成長ホルモンの分泌が高まるので、しっかり寝る。

では、最後に、この2つの原因全てに良いことをお伝えしましょう。
勘の良い女子ランの皆さんは、きっとお気づきですね。

そうです!

適度にストレッチ、筋トレ、ランニングを行うことで、
老化を止めることができるのです!
適度とは、人によって強度はそれぞれですが、
ちょっときつくて、でも、きつすぎない。
身体を動かした後、爽快な気持ちになれるくらいがちょうど良い。

私のビューティラボでは、
美・老化を防ぐためのストレッチ、筋トレ、ランニングを
バランス良く行うことを「ビューティトライアングル」と呼んでいます。

近い機会にビューティトライアングルの驚くべき効果もお伝えさせて
いただきますね♪

夏ももう間近。
自分だけの快適な強さ(速さ)で、
楽しく走っていきたいですね^^

モトカリ

モトカリ(本仮屋雅美)

  • ●早稲田大学大学院 健康スポーツ専攻
  • ●ランニングカンパニー・オフィス・モトカリ代表
  • ●陸上専門サイト「strongholds」編集長
  • ●ランニングビューティラボ「Acting runners」所長
  • ●フルマラソン自己ベスト:3時間3分57秒

ランニング関連の雑誌・書籍の企画制作をはじめ、42.195kmリレーマラソンなどのランニングイベントのプロデュースを手掛け、ランニングマガジン『クリール』(ベースボール・マガジン社発行)、『ランニング生活』(コスミック出版発行)では、女性を対象とした連載ページを展開しています。
在籍中の早稲田大学大学院では、“走ってキレイになること”を科学レベルで解明しようと、女性の運動習慣と肌の関連について研究中。 自身も走り続けながら、より多くの女性たちへランニングライフを提案しています。
ちなみに女優・本仮屋ユイカの叔母でもあります。

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