−130年目の日本奥地紀行−はるかなる道/イザベラ・バードを語る【シンポジウム】

開催日: 2008年11月29日(土)開催

申込期間: 〜2008年11月15日  


−130年目の日本奥地紀行−はるかなる道/イザベラ・バードを語る【シンポジウム】 イザベラ・バード(当時47歳)はイギリス人女性旅行家で、今からちょうど130年前(明治11年)来日して、新潟を含む東北・北海道まで日本の未踏路をただ一人の日本人通訳を伴い約1,500kmにも及ぶ踏査の旅をしました。 「ヨーロッパの国の多くや、ところによっては我が国(英国)でも、女性が一人旅をすれば、無礼や侮辱にあったり、金おぼられたりするものだが、私は一度たりとも無礼な目に遭わなかったし、法外な料金を吹っかけられたこともなかった」と後述しています。このようにバードはどこに行っても親切で礼儀正しい日本人に好感を持ちました。 日本奥地紀行(高梨健吉訳)はベストセラーになり今でも根強い人気を誇っています。来日130年を記念して、東北芸術工科大学大学院教授の赤坂憲雄氏(東北学・地域学)、日本経済新聞社編集委員:土田芳樹氏のお二人をお招きしてシンポジウムを行います。奮って御参加下さい。

種目
参加料
(申込み期間)
一般
3,000円
学生および元気・まちネット会員
2,000円

申込期間 〜2008年11月15日
開催場所 東京都 代官山ヒルサイドウエスト
郵便番号 〒 130-0013
事務局住所 東京都墨田区錦糸3-7-11(株)爽環境計画内
元気・まちネット事務局
電話番号 03-3829-4691
FAX番号 03-3829-4692
問い合わせ先 office@genki-machinet.com
WEBサイト http://www.genki-machinet.com/
担当者 矢口
その他(お問合せ先)  
講師 ■赤坂憲雄 (アカサカ ノリオ)
1953年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。現在、東北芸術工科大学大学院長。東北を起点として、「いくつもの日本」を抱いた、新たな日本文化論の構築をめざしている。著書に『異人論序説』『排除の現象学』『王と天皇』(ともに、ちくま学芸文庫)、『山野河海まんだら』(筑摩書房)、『結社と王権』『境界の発生』『子守り唄の誕生』(ともに講談社学術文庫)、『柳田国男の発生』三部作(小学館)、『東北学へ』三部作(作品社)、『岡本太郎の見た日本』(2007年ドゥマゴ文学賞受賞、岩波書店)などがある。

■土田芳樹 (ツチダ ヨシキ)
1947年山口県生まれ。71年日本経済新聞社入社。広島支局、東京・産業部、名古屋・報道部、大阪・経済部、同社会部デスクなどを経て94年仙台支局長、97年運動部長。2000年から編集委員として夕刊社会面の「プリズム現代」や「名作のある風景」などを担当。2005年5月から新設の「こころのページ」で<奥の細道を歩く>を5カ月連載、143日、1700余キロの歩き旅を終えた。還暦を迎えた年にキリスト教の三大巡礼地であるサンテイアゴ巡礼路を約45日間、800kmを歩き、その後に見えた世界は・・・。フランスからピレネー山脈を越え、スペイン北西部のサンテイアゴ・デ・コンポステーラへ。交通の発達した今日、なぜ、巡礼の旅が再び人気を集めたのか。
その他 このほか、元気・まちネットによる取り組みの紹介やパネルディスカッション、バードが通った青森県黒石市出身の黒石ナナ子さんによる津軽三味線の生演奏などを予定しております。
開催時間 13:00〜17:30(受付は12:00〜)
定員 70名(定員になり次第締め切り)

■なんでもメモ
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